当院は平成5年(1993年)に開院いたしまして今年で32年目になります。当サイトはその9年後2002年10月4日に
公開しましたので23年目となりました。インターネットが普及していない当初は仙台の歯科医院でホームページを 持っているところは数件程度でした。が今では殆どの歯科医院がホームページを持つようになりまししたが当院ホ ームページは編集アップロード含めて全て自分で行なうことを一貫して続けてこの22年間月1回以上の更新をなん とか続けています。
数年間猛威を振るった新型コロナは治療法も段々確立されて感染症としてインフルエンザ同様の5類に変更にな
りました。しかし感染者が激減したわけではありませんし現実には未だに変異型が猛威を振るっています。重症化 リスクは大分減っているようですがいつ収束するのか全く見当がつかない状態です。
当院でも医療機関で患者さんと近くで接触するということで皆様から大変心配をいただいておりましたが皆様が
安心して診療を受けられるように従来の感染防止対策に加えより一層院内感染を防ぐ対策を行なっております。
メタルフリーの白い被せ物であるCAD/CAM冠が保険適用になってから数年が経ちましたが現在まで殆ど破損を
経験していませんので予想以上に丈夫なことが分かりました。今年の保険改定で噛み合わせの負担が過大になら ない範囲内でという制限はありますが殆どの歯に白い被せ物を入れることができるようになりました。従来奥歯の 治療は噛む力が掛かるため強度の高い金属を使うのが一般的でしたがご存じの通り昨今金属の値段がが高騰し 治療費も高くなってしまっています。今後は審美的な面も考慮し現在のCAD/CAM冠のように天然歯の色に近い被 せ物や詰め物が主流になるのではないでしょうか。また今後は歯科でも3Dプリンターが利用されるようになると思 われますし現に歯科技工の分野では3Dプリンターを用いた様々な試行がなされています。まだ試行段階ですから 本格的に歯科界で普及するのはまだ先のことになるとは思いますがそのようなものについても随時ご紹介してい きたいと思います。.
しかしながら長年歯科医療で使用されてきた金属にはそれなりに多くの利点がありますので全てセラミック等の
審美性の高い被せ物にすればよいともそれが万能であるとも私も考えておりません。ただ今まで金属アレルギー の患者さんは自費でセラミック等の被せ物を入れなければならなかったのがセラミックではありませんがCAD/ CAM冠の適用範囲が広がり金属アレルギーの患者さんに限り大臼歯まで保険でノンメタルの被せ物を入れること ができるようになったことは大きいと思われます。従来歯科の被せ物と言えば金属が主流でしたが着実にノンメタ ルの方向に向かっています。今後の保険改正でさらにCAD/CAM冠の適用範囲は広がるでしょう。
当院は保険治療をメインに診療を行なっていますが保険適用にならないような新しい技術や治療法等をホーム
ページ上でご紹介いたします。。当院に通院される患者さんのみならず他院に通院されている患者さん及びこれか ら歯科医院へ行こうと考えていらっしゃる方々にも有益な情報を提供してまいりたいと思います。
ただ新しい技術や治療法がテレビや雑誌、ホームページ上で紹介されると閲覧された方はそれがさも良いことの
ように思い込んでしまう危険性がありますが、実際には効果や適用範囲が限定的だったり効果がそれほどでもな かったりする場合がありますのでそのような誤解を招くような記載は避けたいと思います。
今後も見直しが必要なウェブページですがご意見等ございましたらメールをいただければ幸いです。またQ&A
に関しましては出来るだけ専門用語を避け、どなたでも分かり易いようになおかつ間違った説明をしないよう充分 吟味したつもりですが間違いや理解し難い点がございましたらお知らせください。さらに診療・応対に関する苦情や ご意見、ご質問等も受け付けておりますので下記のアドレスまでメールを頂ければ 可及的迅速に対応いたしま す。今後ともよろしくお願いいたします。
令和6年10月4日 スガワラ歯科クリニック院長 菅原和弘
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